top of page
ケーン
幻具。
それは、自然の――精霊の力を借りやすくする為の道具。
短い片手で扱える幻具と、長い両手でしか扱えない幻具があるが、
今回紹介するのは、両手で扱う幻具の中でも、初心者向けのもの。
【収集家の武器辞典】ケーン【幻具】
上部は円を描くように曲がっており、下部は細くなっている。
また、全体にかけて植物が張り巡らされているように見えるが、
これは植物成長促進剤である、グロースフォーミュラ・アルファの効果であろう。
主素材のメープル材から、さらに植物が伸びている、と思われる。
マーケットボードで幻具を見ていたら、近くにいた商人に
この本を押し付けられた。
「収集家の武器辞典」と書かれたタイトルの横には、幻具編と書かれており、
古今東西の幻具が載っている。
興味本位で覗いたページが、ちょうどケーンのページだったのだ。
それをみて、思い当たる節はたくさんあった。
グリダニアは幻術士と呼ばれる、
自然の力を借りて人を癒すこともできるギルドがある。
土、風、そして水。
風の刃を断続的に敵にぶつけてみたり、
水の防護壁を張ってみたり。
前までは、土の頑丈な防護壁をかけることもできたらしい。
また、幻術士と言えば癒しの魔法「ケアル」が有名だろうか。
自然の力を借りて、力を合わせて、怪我を癒すことのできる魔法である。
幻術が盛んなグリダニアは森に囲まれている。
グリダニアだからこそ、幻術が盛んになったのであろう。
bottom of page